3月24日イベント「過労死かもしれない」と思ったら 過労死やハラスメント自死、労災事故に直面した際の対処法

国が認定しているだけでも毎年200人近くが過労死しています。しかし「勤務問題」を理由とした自死件数はその10倍あることからもわかるように、ほとんどのケースでは過労死と認定されないまま、遺族は泣き寝入りに追いやられています。

「過労死」という言葉は広く知られていますが、実際に過労死が起こった際に家族がどうすればいいのかといった情報は皆無です。遺族の中には「過労死」だということにも気が付かないままの方も少なくありません。

そこでこのイベントでは、過労死遺族の代理人として労災認定や企業相手の裁判を引き受けている鈴木満弁護士さいたま新都心郵便局で夫を過労自死で亡くされたご遺族・小林さん、また小林さんの裁判などを支援された労働組合の倉林さんの経験談をもとに、大切な方を亡くして「過労死かもしれない」と思ったらどう行動すればいいのかについて考えていきます。

日時:3月24日日曜日 14時〜16時(13時45分開場)

会場:埼玉会館 5C会議室   (JR浦和駅(西口)から徒歩6分、埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目1−4)
   https://maps.app.goo.gl/HqEbEW1CBDYFb97s5
   オンライン併用(zoom)

講師:
鈴木満弁護士埼玉総合法律事務所
過労死弁護団全国連絡会議事務局。埼玉県内のトラックドライバーの過労死事件などを担当し、関東圏にお住まいの方を中心に、ご遺族からの、過労死・ハラスメント自死事案における労災申請や会社への対応などに関するご相談・ご依頼に対応している。

小林明美さん
2010年12月、さいたま新都心郵便局で働いていた夫(当時51歳)を職場でのハラスメントや過重労働が原因で亡くす。支援者とともに証拠や同僚の証言を集め、メディアでの発信などを通じて郵便局職員の達成困難なノルマの問題などを告発してきた。2016年に会社と和解し、2020年に労災と認定される。事案に関してはこちらのホームページをご覧ください。

倉林浩さん郵政産業労働者ユニオン元中央執行委員)

郵便局職員などの労働組合に関わる中で、さいたま新都心郵便局過労自死事件の支援に取り組む。長時間労働やハラスメントなどに関する証拠がない中で、ご遺族とともに証拠集めから取り組み、労災認定や裁判で企業の責任を認めさせた。

参加費:無料

プログラム:
13:45開場
14:00開始
14時〜14時30分:そもそも過労死とは? 労災認定や裁判に関する説明(鈴木満弁護士)
14時30分〜15時:過労死かもと思ったら 私はどう動いたか
                 小林明美さん(さいたま新都心郵便局で起こった過労死事件のご遺族)
                 倉林浩さん(郵政産業労働者ユニオン元中央執行委員)
15時〜15時20分:POSSEの過労死に関する取り組みについて
15時20分〜15時30分:質疑応答
15時30分〜16時:個別相談の時間
16時終了

◆お申し込み方法
会場参加をご希望の方もオンライン参加をご希望の方も、人数把握のため、以下のグーグルお申込みフォームにご入力いただくか、メールでご連絡ください。(オンライン参加の方には、後ほど、個別にメールでzoomのURLをお送りします。)

お申し込みフォームhttps://forms.gle/nHMNkuVVPWyJcUEq6
メール:events@npoposse.jp

◆このイベントに関するお問い合わせ
NPO法人POSSE(ポッセ)
メール:events@npoposse.jp/HP:www.npoposse.jp
住所:東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201

主催:NPO法人POSSE
共催:労災ユニオン

 

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