日本で暮らす外国人労働者や難民の生存権を守るために、POSSEにご支援お願いします!

NPO法人POSSEは2019年に「外国人労働サポートセンター」を発足し、日本で働く移民労働者から英語や中国語、ベトナム語、タガログ語など多言語で相談できる窓口を立ち上げました。

そして5年間で1000件近い相談が、日本で働く技能実習生や留学生、難民などから寄せられました。最低賃金ギリギリで働かせられていながら、賃金の未払いや労災事故、セクハラ・パワハラ・暴力といった様々な問題が起こっています。

今後も継続してこのような相談に対応しながら、誰もが安心して働ける社会を築いていくために、サポートをお願いいたします。

以下のサイトから、ご支援お願いします。

https://congrant.com/project/posse/13587

11月3日【学生向けイベント開催のお知らせ!】(第2弾)『外国人差別の最前線で権利を支えるNPOの取り組み 支援現場で活動する学生スタッフによる報告』

■こんな人におすすめ

・日本社会で暮らす外国人労働者の労働実態を知りたい
・外国人労働者の権利実現のためにどんなことができるのか知りたい

・社会問題の解決に向けたNPOでのボランティア活動に関心がある

■イベントの内容:
現在、POSSEの労働相談窓口には、「機械に巻き込まれて手足を失った」「パスポートを取られて強制帰国させられた」といった外国人労働者からの相談が多数寄せられている。POSSEでは、こうした相談に対応しながら、外国人労働者の人権侵害をなくしていくための活動を行っている。

過去には、スターバックスのサプライチェーンで働いていたカンボジア人技能実習生がパスポートを取り上げられ強制帰国させられた事件で、和解解決を勝ち取ったケースもある。その事件では、サプライチェーン上の人権侵害を告発するためのアクションの実施や、カンボジアの労働組合や国際NGOと連携しながら、技能実習生の強制帰国に関与した日本企業の責任追及を行なうなど、国境を超えた支援活動も行ってきた。

本イベントでは、外国人労働問題の最前線から見えてくる実態と、権利行使を支えるNPOの取り組みについて紹介していく。具体的な事例と取り組みを見ていきながら、外国人労働者の権利を実現するために何ができるのか、私たちと一緒に考えていこう。

■日程:11月3日(日)

開演14:00 – 閉演16:00

■スケジュール

13:45 入場開始

14:00 開演

14:10-15:10 POSSE田所・岩橋による報告(60分)

15:10-15:55 質疑応答・ワークショップ(45分)

16:00 閉演

■開催場所:
北沢タウンホール 第1集会室
小田急線下北沢駅東口 徒歩5分
京王井の頭線下北沢駅京王中央口 徒歩5分

■参加方法:
このリンクからpeatixの申し込みサイトへアクセスし、チケットの申し込みをお願いします。

学生・若者の参加費は無料です!

■報告者プロフィール
田所 真理子ジェイ
1996年神奈川県生まれ。NPO法人POSSE外国人労働サポートセンター学生スタッフ。マルチリンガルを活かし、国家戦略特区で働くフィリピン人家事労働者の大量雇い止め事件をはじめ、食品工場や介護などエッセンシャルな領域で働く外国人労働者の権利行使を支えている。昨年は、台湾の移民労働運動30周年シンポジウムに参加し、アジア各国の活動家とも交流。国際的な移民労働問題の解決を目指し、国境を越えた運動を広げていくために日々活動している。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」、JAM THE WORLD-UP CLOSE、フランス「リベラシオン」新聞、朝日新聞 GLOBEプラスなど、各種メディアにて外国人労働実態について発信している。

岩橋 誠
1989年愛知県生まれ。NPO法人POSSEスタッフ。2019年4月に「POSSE外国人労働サポートセンター」を発足させ、英語と日本語で労働・生活相談に対応している。国際NGO・Clean Clothes Campaign運営委員、北海道大学公共政策学研究センター研究員。共訳書に『ジェネレーション・レフト』(堀之内出版)、『オートメーションと労働の未来』(堀之内出版)。共著に『外国人労働相談最前線』(岩波ブックレット)。国際ジャーナリストとして日本の実態を海外に発信している。

【イベントのご案内】5月8日『なぜ「外国人ホームレス」が増えているのか? ―移民・難民の支援現場での調査と実践から社会を変えていく–』​

5月12日日曜日にNPO法人POSSE主催で以下のイベントを開催します。
ご関心のあるかたはぜひご参加ください!お申し込みは以下のURLからお願いいたいします。
https://posse-event-2024-0512.peatix.com/view

■イベントの内容:
今回のイベントでは、日本で初めて仮放免者の困窮実態を調査・告発し、いままで「ないもの」とされてきた『仮放免者-karihomensha-』の問題を国連の自由権規約委員会などを通じて国際的にも可視化させてきた大澤優真さんをお招きします。

「水道・光熱費・家賃が払えなくなり知人の家を転々としている」
「知人宅で家賃と生活費の見返りに性的関係を強要され、レイプされても耐え忍んだ」
「車で寝泊まりしながら公園で体を洗って生活している」

支援現場には毎日のように困窮する人々から相談が寄せられています。相談者の多くが、迫害の危険から逃れてきたけれども難民許可を受けられずにいる「仮放免者」たちです。彼ら彼女たちは「仮放免者だから」という理由で国民健康保険や生活保護からも排除されており、現実には到底「生きられない」状態が広がっています。また、POSSEに相談に訪れる留学生や技能実習生などの多くも、職場で不当に解雇されるなどして路上生活に追いやられている実態があります。

イベントでは支援現場の最前線に立つ大澤さんの報告から、移民・難民の困窮は今どうなっているのか、どうしてこういった問題がひろがっているのか学び、学生のわたしたちにできることは何か一緒に考えます。

■こんな人におすすめ
・日本社会で暮らす移民・難民の困窮実態を知りたい
・移民・難民問題に取り組むためにどんなことができるのか知りたい
・社会問題の解決に向けたNPOでのボランティア活動に関心がある

■日程:5月12日(日)開演14:45- 閉演17:00

■スケジュール
14:45 入場開始
15:00 開演
15:10-16:10 大澤さんによる講演(60分)
16:10-16:25 ボランティアによるPOSSE活動紹介(15分)
16:25-16:45 質疑応答(20分)
17:00 閉演

■開催場所:
貸し会議室 みらいスペース市ヶ谷
〒1020074 東京都 千代田区 九段南 3-9-1 九段サザンビル B1F
JR市ヶ谷駅より徒歩7分
東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅より徒歩9分

■講演者プロフィール
大澤優真さん 一般社団法人つくろい東京ファンド生活支援スタッフ / NPO法人北関東医療相談会事務局スタッフ・理事/社会福祉士
1992年、千葉県生まれ。2014年より生活困窮者支援団体「つくろい東京ファンド」生活支援スタッフとして、夜回り、ホームレス状態にある人のシェルター入居支援、シェルターからアパートへ移った人への地域生活支援を行う。2018年より困窮外国人支援団体「北関東医療相談会」事務局スタッフとして、仮放免者など困窮する外国人の支援を行いながら、現場の実態調査などを通して日本で暮らす移民・難民の「生きられない」状況を可視化する取り組みを行っている。単著に『生活保護と外国人「準用措置」「本国主義」の歴史とその限界』(明石書店)。また、現在雑誌POSSEにて記事「困窮する移民・難民の生存権を求めて」を連載中。
Twitterアカウント:https://twitter.com/yumananahori

■NPO法人POSSEとは?
 POSSEは、若者の労働・貧困問題が深刻化していた2006年に当時大学生だった今野晴貴らによって結成され、これまで数多くの問題に取り組んできた。現場の労働相談から「ブラック企業」を社会問題化し2013年には「流行語大賞」と「大佛次郎論壇賞」を受賞した。また、宮城県仙台市にて被災地支援をおこない厚生労働大臣から感謝状を受領した。近年では、コロナ禍で困窮する女性や外国人の問題にも積極的に取り組み2021年に「第8回エクセレントNPO大賞」を受賞した。

ボランティアも募集しています!
POSSEでのボランティアに関心がある方は下記よりお問い合わせください。
https://possevolunteer.tumblr.com/

【学生無料】あなたの隣で差別される外国人労働者  〜中絶・指切断・強制帰国させられる人が当たり前にいる社会でいいの?〜

お申し込みは、こちら(https://posse-event-230625.peatix.com/view)からお願いします!

「掃除中にプレス機が作動し左指4本が切断された」「頭上から木材が落ちてきて左腕を骨折した」「妊娠したことを理由に解雇された」「パスポートと在留カードを奪われて強制的に帰国させられた」..。

 POSSEの相談窓口には、技能実習生から毎週のようにこのような相談が寄せられています。先月末に厚生労働省が発表したデータによると、外国人労働者の全体の中でも労働災害発生率が一番高いのが技能実習生であり、その割合は、日本人労働者の労災発生率よりも高いものとなっています。技能実習生は、日本で働く全ての労働者より危険で劣悪な労働現場で働いていると言えるでしょう。私たちの多くが日々享受している「先進国的な豊かさ」は、そのような状況におかれた技能実習生たちによって支えられているのです。

 また、技能実習生が働いている割合が高いのは、建設業や製造業です。なかでも顕著なのが、食品製造業での受け入れの増加です。いまでは、高校生や大学生のアルバイトやパート女性が職場で技能実習生と一緒に働いているという状況はめずらしくはありません。まさに真横で、技能実習生がパワハラや暴力をうけていたり、仕事中に怪我をして救急車に運ばれていく姿を目にしたという人も少なくないでしょう。

 そのような身近な差別を前に、自分にできることはないか、なぜこのような事態が広がっているのか、モヤモヤとしているひとも多いと思います。POSSEでは、学生ボランティアが中心となって技能実習生からの労働相談対応や権利行使を支える活動を行なっています。今回のイベントでは、労働相談の現場から見えてくる実態を元に、差別や暴力が起きてくる社会構造について話していきます。そして、技能実習生が使い捨てにされる現状を変えるために私たちが取り組んでいる活動について紹介をしながら、私たち一人一人にできることについてワークショップで議論をおこないます。差別・格差のない社会の実現を目指す活動に加わりたいという方の参加をお待ちしております!

■日時

2023年6月25日(日)14:00〜16:00
開場 13:45-

■場所

北沢タウンホールの「スカイサロン」
〒155-8666 東京都世田谷区北沢2-8-18
https://www.setagaya.co.jp/kuminkaikan/kitazawatownhall/access.html

■プログラム

①第一部
田所真理子ジェイ(筑波大学大学院生、技能実習制度廃止プロジェクト共同代表)
岩橋誠(POSSE外国人労働サポートセンター)

②第二部
ワークショップ&質疑応答

■対象
高校生、大学生、大学院生などの学生や若者

お申し込みは、こちら(https://posse-event-230625.peatix.com/view)からお願いします!

〇ボランティア募集中!!

POSSEでのボランティアに関心がある方は下記よりお問い合わせください。

https://possevolunteer.tumblr.com/

POSSEオンラインアカデミーアーカイブ映像 Youtubeにて公開中!

http://www.youtube.com/playlist?list=PLqW2fON4TE4_7iM4aPeqFoHeGFkzafKtm

11.27(金)18時〜 「外国人労働者差別反対デモ」を開催します!

私たちNPO法人POSSEと総合サポートユニオンでは、職場で様々な差別を受けている外国人技能実習生や留学生などの外国人労働者たちの権利闘争を具体的に支援し、一緒に権利を求めて闘っています。

この間も、カンボジア技能実習生のパスポート・在留カードの取り上げや、「強制帰国」の問題などに力を入れて取り組んでいます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【外国人・実習生に対する「強制帰国」の実態 暴力行為や拉致も横行】

そのような状況を変えるために、私たちはこの度、11/27(金)18時に厚生労働省前の日比谷公園霞門に集合し、「外国人労働者差別反対デモ」を開催します!

みんなで、外国人労働者への差別をなくしていくために声をあげましょう!
今回のデモは完全自由参加のデモです。参加にあたってはマスクの着用と事前の検温・消毒をお願いしています(デモ参加にあたりスタッフが対応します)。当日はソーシャルディスタンスを保ってデモを行います。

◆行動予定

18:00 厚生労働省前の日比谷公園霞門(https://loco.yahoo.co.jp/place/g-3MmkdPCd1bA/map/
18:15 デモスタート
19:00 デモ終了予定

◆外国人労働者のパスポートを取り上げるな!

本人の意に反して、外国人労働者からパスポートを取り上げる会社がたくさんあります。しかし、このような人権侵害行為に対して、現在の日本の法律には罰則がありません。外国人労働者はパスポートが無ければ、身分が証明できず、無権利状態に陥ってしまいます。一刻も早く外国人労働者のパスポート取り上げは禁止すべきです。

◆深刻な外国人技能実習生への人権侵害

“日本で開発された技術や知識などを開発途上国・地域へ移転し、経済発展を担う「人づくり」への協力を目的とする制度”という名目である技能実習制度ですが、それは建前で、実際は「安い労働力の確保」が目的であることは明らかです。
技能実習生の多くは多額の借金を背負わされ日本にやってきます。技能実習生は簡単に会社を変えられない上、住居は会社の提供する寮となっており、転職と転居の自由がありません。このため会社から出てしまうと、在留資格と仕事、そして住まいも失います。「現代版奴隷制度」と言われているほどです。

◆本人の同意なく「強制帰国」

日本各地で技能実習生・外国人労働者らが強制帰国させられる事件が相次いでいます。本来、外国人労働者の意向を無視して、強制的に帰国させる権利は企業や監理団体にはありません。にもかかわらず、企業や管理団体の意向1つで、車に押し込められて成田空港へ連れ去られるというような信じられない状況が日本で広がっています。

#外国人労働者の人権を奪うな
#外国人労働者のパスポートを取り上げるな
#外国人労働者への差別反対

【ボランティアや相談はNPO法人POSSE外国人労働サポートセンターへ!】

NPO法人POSSE外国人労働サポートセンターは、増え続ける外国人労働者の労働相談に、英語や「やさしい日本語」で対応するために、20歳代・30歳代の学生や社会人が中心となって、立ち上げた専用窓口です。日本で働く外国人が職場や生活上で困っている際に必要な支援を行っています。相談は無料で受け付けています。留学生や技能実習生の方もお気軽にご相談ください。

03-6699-9359
supportcenter@npoposse.jp
相談無料/秘密厳守
(受付時間:平日17~21時/土日祝13~17時 水曜定休日)

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