POSSE vol.37

『POSSE vol.37 特集 これまでの10年、これからの10年/憲法と労働』

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A5判/224頁/本体1,200円+税/2018年1月25日発行


■vol.37目次
2008年に雑誌『POSSE』を創刊してから10年がたった。
かつて自己責任論が中心を占めていた労働と貧困をめぐる言説状況は、大きく変化してきた。
とはいえ状況は好転しているどころか、日本社会が抱える困難は深刻化している。
本特集ではPOSSEの活動と絡みあいながら進んできた反貧困と労働の10年をふりかえり、これからの10年を見据えていく

◆特別インタビュー

どこでもぼちぼち生きていくヒント
津村記久子(作家)


◆新連載

スポーツとブラック企業 第1回 貴ノ岩になりたくない営業マン、出会う部下すべて狂わせる日馬富士営業部長
常見陽平(人材コンサルタント)


◆第一特集「これまでの10年、これからの10年」

労働運動と貧困運動の連携と発展
藤田孝典(NPO法人ほっとプラス代表理事)

貧困の現場から社会を変えていくために
稲葉剛(つくろい東京ファンド代表理事)

『POSSE』10年の功績と、次の時代に期待する役割
濱口桂一郎(労働政策研究・研修機構労働政策研究所長)

編集長が変わる雑誌が変わる
渡辺寛人(新編集長)×坂倉昇平(前編集長)


◆第二特集「憲法と労働」

伊藤真に聞く「憲法改悪にどう対抗していくか」
伊藤真(法学館憲法研究所所長)

憲法28条の労働基本権は、死文化してしまうのか?
宮里邦雄(弁護士)

若者の労働・貧困こそ争点化されるべき
原田仁希(首都圏青年ユニオン執行委員長)×栗原耕平(AEQUITASメンバー)×渡辺寛人(NPO法人POSSE事務局長)


◆特別企画「過労死対策はこれでいいのか?」

「ブラック産業医」はなぜ生まれてしまうのか?
広瀬俊雄(産業医学センター長)

ブラック研修の闇に挑む
玉木一成(弁護士)

父の過労死事件と闘う
本誌編集部

医療現場を超えて、最良のサポートのために
片岡修雪(臨床心理士)


◆単発

求人詐欺は「合意」しても無効
本誌編集部

イタワリ仮面
平八(アマチュア漫画家)

書評 エキタス・今野晴貴・雨宮処凛 著 『エキタス』
渡辺寛人(POSSE事務局長)

書評 河野真太郎 著 『戦う姫、働く少女』
本誌編集部

日本における貧困観の転回と再転回
渡辺寛人(NPO法人POSSE事務局長・本誌編集長)

在日ビルマ市民労働組合の挑戦
ミンスイ(在日ビルマ市民労働組合議長)×小山正樹(ものづくり産業労働組合(JAM)参与)


◆連載

My POSSEノート page4 闘い、歌い、社会を動かす。
岩間寛佳(POSSE ボランティアスタッフ)

若者の貧困のリアル vol.9 ブラックな公務員から即貧困
本誌編集部

立ち上がる 第2回 休学費をめぐる闘い

それぞれの町で 第2回 「地方」の絶望のなかに楽しみを見出す術
小松理虔(フリーライター)

知られざる労働事件ファイル No.11 通販会社・オペレーター職の解雇撤回と労使関係の構築
志水輝美(連合福岡ユニオン特別執行委員)

キーワードで読むゼロ年代の労働問題 No.4 「ブラック企業」

ブラック企業のリアル vol.21 酒造会社

労働問題NEWS vol.10

いまどきの大学生 第8回

ともに挑む、ユニオン 団交file.18 大手コンビニでの労基法違反、学業への無配慮
北出茂(地域労組おおさか青年部書記長)

文化と社会 第6回 アートが浮かびあがらせる多様な都市/社会
高山明

労働と思想 37 ハーバーマス
宮本真也(明治大学情報コミュニケーション学部准教授)

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書店注文は堀之内出版(TEL:042-682-4350 FAX:03-6856-3497)にご連絡ください。

POSSEとは

『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。

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