飲食サービス会社のCさんの場合

Cさん(20代、男性)は、飲食サービス会社で、調理・販売・接客の業務を行っていました。

固定残業代
求人では月給20万円とされていました。しかし、実際は基本給が約17万円、25時間分の残業代として約3万円が支払われることになっていました。

15分単位、ヘルプ
賃金は1分単位で支払われなければなりませんが、15分単位で支払われていました。また、他店舗へヘルプに行くときの移動時間が労働時間ではなく休憩時間とされていました。

休日割増
法定休日(1週1日または4週4日で定めなければならない休日)に働いた場合、35%増しの賃金を支払わなければなりません。しかし、割増分は支払われていませんでした。

退職前最後の月の賃金の未払い、支払いを求めてPOSSEへ
Cさんは長時間労働により体調不良になり、最終的にうつ状態となり退職せざるを得ませんでした。そんなCさんに対して、会社は最後の月の賃金を支払いませんでした。最後の賃金をもらいたい。そんな思いでCさんはPOSSEへ相談を寄せました。

会社とユニオンの団体交渉により未払い賃金が全額支払われました!
私たちは、Cさんに総合サポートユニオンを紹介しました。ユニオンは、会社に対して団体交渉を申し入れ、長時間労働の抑制、未払い残業代の支払い等を求めました。
交渉の結果、会社は、未払い賃金を全額支払うことを認めました。

参考ページ:固定残業代割増賃金労働時間計算の原則

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